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縄文にハマる人々

2018/08/12
●「縄文にハマる人々」
監督 山岡信貴
ナレーション コムアイ
出演 小林達夫 いとうせいこう 佐藤卓 猪風来 小山修三 他

公式サイト


監督が、縄文の土器だったり土偶だったりをはじめ縄文という時代にはまっている人々にインタビューをして回るという記録映画です。

私自身が、縄文にハマっているわけではないのですが、夏に、青森に旅行に行くことを予定している流れから、先日はトーハクでやっている縄文展を見に行き、そしてこれもとりあえずは見てから行こうということで見に行ってきました。(笑)

なんか、すごく面白い。いろいろな方たちが登場するのだけれど、その誰もがそれぞれの視点で全力で縄文を楽しんでいるのが伝わってくるのがまずみていて楽しい。

でも、私個人としては縄文に対して、なんかモヤモヤした気持ちをいただいています。

土偶はすごく素朴でありながら表情豊かで楽しかったり、火焔式土器は造形的に面白いしエネルギーを感じる。

そして、縄文という時代がどういう時代であったのかいろいろな人達がいろいろな持論を展開する。
でも、記録も残っていない縄文のことは、いろいろ想像するしかなくて、そこがロマンがあるといえばそうだけれど、ほんとのところはどうだったんだろうっていうもやもやする。

いろいろな方がいろいろ言っている中で、心に残ったことがいくつか。
まず、いとうせいこうさんが、縄文式土器を実際に触ってみる機会に恵まれて、それによって縄文に関する自分の思いがおおきく変わったということ。思ったよりも軽かったとも言っていて、あぁ単に見るだけでなく(ましてや写真で見るだけでなく)触ってみる、できれば持ってみる、そういうことができると、モノに対する印象が全然変わってくるんだろうなと思った。現代人は視覚に偏りがち。もっと他の五感をフルに使って感じた方が、縄文に近づけそうな気がした。
あと、猪風來さんが、実際に北海道で竪穴式住居での縄文ライフを送っている方なのだけど、その方が手穴式住居から外をみると目線の位置に外の草や、へび、虫たちが見えて、自然を足元にみるのと、目線でみるのとでは、それらに対する考え方、何を尊んで考えるか等も自然と変わってくるといったことを話していて(非常に丸めてしまっているけれど) それもすごくストンと腑に落ちる気がした。

そう、縄文ってたぶん今の私たちの尺度とは全く違う文脈に存在していて、それでいながら、綿々と今に繋がる部分もありで、世界の中の同時代の文明や当時の地理的な部分も合わせて、いろいろ知る機会があるといいなぁと感じている。






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