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オーケストラ・クラス

2018/09/21
●「オーケストラ・クラス」
監督   ラシド・ハミ
キャスト カド・メラッド アルフレッド・ルネリー ザカリア・タイエビ・ラザン シレル・ナタフ ユースフ・ゲイエ サミール・ゲスミ

公式サイト

そこまで期待していたわけではなく、恵比寿ガーデンシネマのクーポン券の期限が迫っていたからそれを使おうと、「どうかな?」くらいの気持ちで見に行ったのだけれど、めっちゃ良かった。
泣くとかそういうたぐいではないけれど、見ながらいろいろな感情が呼び起こされた。

ストーリーは、パリ19区といういろんな出自の生徒を抱える小学校の音楽プログラムで教えるためにやってきたバイオリニストのシモンが、バイオリン初心者、そもそもクラッシック音楽とも無縁な環境でそだった子ども達と出会い、彼らをオーケストラの舞台に乗せるまでを描く。

でてくる子ども達が、音楽のクラスをとったものの、そもそもクラッシック音楽とは無縁な子ども達、最初はプロのバイオリニストであるシモンとは意思の疎通も難しい。シモン自体が引き受けたもののネガティブな気持ちを抱えていたところ、バイオリンに対して熱意を持ち、天性の才能を感じさせるアーノルドと出会うことによりシモン自体も変わり、子ども達へのアプローチが変わっていくことで子ども達自身が音楽へのやる気がでてクラスの雰囲気も変わっていく。

何がよかったって、まず子ども達の中心メンバーの1人であるアーノルド、彼の中の音楽への熱意、最初持っていた自信の無さがひたむきな練習で上達してくことにより自信が出ていきクラスメイトとの関係性も変化がみえる、また会ったことのない父への思い、そうしたことが、すごく控え目で微妙な態度表情の変化に自然に表現されている。
また、シモン自身が、はじめはオーケストラの職にあぶれ、一時しのぎ的な気持ちで始めた小学校での指導、全く心が通い合わない子ども達に対するいら立ち、否定的な気持ちが当初強かったけれど、自分の論理ではなく向き合い、子ども達の感情を刺激し開放する方向で行う指導により子ども達の表情に変化が現れる。もちろん、下品なおふざけは相変わらずだけれど、音楽にきちんと向き合いたい姿勢が子ども達にみられ演奏も上達していく。
そして、その変化は親たちの協力も引き出していく。

まるで、ドキュメンタリーのような経過に共感がある。

また、アラブ系、アフリカン、いろいろな人種が混在しているそのやりとりなどにフランス社会の縮図をみるようなきがした。




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00:04 映画 | コメント(0)
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