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NTライブ「ハムレット」

2018/12/17
●NTL「ハムレット」
作    ウィリアム・シェイクスピア
演出   リンゼイ・ターナー
主演   ベネディクト・カンバーバッチ

池袋のシネリーブルで、NTLのアンコール上映をしているのを見つけて、まずは見たかったカンバーバッチのハムレットから行ってきました。(2016年ラインナップのアンコール上映)
カンバーバッチは、映像では見たことがあったけれど、舞台を見るのは初めて(とはいっても、舞台の映像化ではあるけれど)

うーん、何といったらいいんだろう、すごく軽やかで知的、そして目が離せないそんなハムレット!?

ハムレットは以前、蜷川さん演出で藤原竜也くんのハムレット(2015年版)を見たことがある。
(クローディアスが平幹二郎、ガートルードが鳳欄、オフィーリアが満島ひかり)
その時の感想を読み返して思い起こしてみると、藤原君のハムレットの方が何だかわけわからないくらいの熱量の熱いハムレットだった気がする。

そこから考えると、カンバーバッチのものは、激情もあるけれど、情に流されすぎない感があった気がする。
全体的な身体能力の高さも感じさせて、そのことも含めての軽やかさだったのかなという気もする。

そして、美術が目を引く。
奥を深く使った舞台で映像でみるには、見やすかったけれど客席からは、あの深さはどう見えるんだろうか。
同じ宮廷の中でありながら、狂気のオフィーリアの場面では、下が落ち葉を敷き詰めたような演出があるなど、心情ともリンクするような美術だった。

今回のハムレットの方が、ストーリーとしても腑に落ちる感じではあったけれど、それでもこのハムレットの中での母ガートルードってどういう存在としてとらえたらいいんだろうって今回も思った。
ガートルードはやっぱり「女、汝は脆きもの」っていうことなのかなぁ。
オフィーリア役の女優さんが歌もステキだったし、心が壊れていくところの様子もすごく見ごたえがあった。


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23:02 舞台 | コメント(0)
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